川内「残念…」　ボストン・マラソン124年目で初の中止　

川内優輝
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　ボストン・マラソンの主催者は28日、新型コロナウイルスの感染拡大により、今年のレースの中止を発表した。当初予定の4月から9月14日に延期されていたが、開催地の米マサチューセッツ州ボストンのウォルシュ市長が多くの人が参加することを懸念。さまざまなスポーツが実施できない中、1897年から毎年開催されてきた伝統の大会も、124年目にして史上初の中止に追い込まれた。

　18年大会を制した川内優輝（33＝あいおいニッセイ同和損保）は、自身のツイッターを更新。秋のボストンに照準を合わせていたため、「目標をもう少し先のレースに修正する必要が出てきました」とし、「残念に思う気持ちは全世界のランナー共通なので、次の目標を定めて頑張ります」とつづった。

　また、主催者はマラソンと同じ距離を6時間以内に走り切った参加者に対し、完走を記念する公式メダルやゼッケンを贈る「バーチャル・マラソン」の実施も明らかにした。