柔道男子73キロ級・大野 五輪代表権維持も「早く終息すること願う」

[ 2020年5月30日 05:30 ]

大野(下段右から2人目)と永瀬(同右端)がオンラインで開いた柔道教室
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 東京五輪柔道男子73キロ級代表の大野将平(旭化成)は29日、延期された五輪でも代表権を維持する全日本柔道連盟の25日の決定を受けて、オンライン会見で「今は五輪のことはあまり考えていない。早く(新型コロナウイルス禍が)終息することを願っている」と神妙に述べた。練習自粛期間はやる気が上がらなかったが、1日1回は汗をかくことを自らに課していたという。五輪連覇へ「自分を見つめ直すいい期間になった」と捉えた。

 男子81キロ級代表の永瀬貴規(旭化成)は「柔道ができることは当たり前ではない。感謝し、成長した姿を見せたい」と意気込んだ。

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