相撲部屋“維持費”無支給なら運営危機…入場料30億円減で協会員給与見直しも

[ 2020年5月6日 05:30 ]

夏場所開催が中止となった両国国技館
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 新型コロナウイルスの感染拡大により大相撲夏場所の中止が決まったことで、部屋運営や力士の生活にも影響を及ぼすことになりそうだ。

 日本相撲協会は年6回の本場所が開催されるごとに各部屋には力士1人当たり部屋維持費として11万5000円、稽古場維持費として4万5000円などを支給している。八百長問題で中止となった11年春場所はこれらの経費が支払われたが、今回は未定。無給の幕下以下力士を育てていくためには必要な経費だけに、支払われなければ部屋運営の見直しを迫られる。中止決定から一夜明けた5日、ある部屋の師匠は「部屋維持費が出ないと苦しい。うまくやりくりしないといけない」と危機感を口にした。

 無観客で実施の春場所、中止となった夏場所に加え、名古屋場所は東京での無観客開催を目指す。春場所は昨年比約10億円の減収だったが、3場所連続で入場料収入を得られなければ30億円を上回る減収の見込みだ。協会員の給与見直しも現実問題になるが、家庭を持つある関取は「そうなれば生活が苦しくなる」と切実に話した。

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