ボルト氏 17年陸上引退後はサッカーに挑戦 日本“大好き”陸上教室開催&新国立も走った

[ 2020年5月6日 05:30 ]

17年に川崎Fの練習場を訪問し、ボールを蹴るボルト氏
Photo By スポニチ

 陸上男子100&200メートルの世界記録保持者で五輪3大会連続2冠のウサイン・ボルト氏(33=ジャマイカ)が「こどもの日」の5日、日本の若きアスリートにエールを送った。

 17年に陸上競技から引退したボルト氏は「長年の夢」だったプロサッカー選手を目指し、ドイツ1部ドルトムントや南アフリカ、ノルウェーなどのクラブで練習に参加。18年、オーストラリアAリーグのセントラルコースト練習試合では得点も決めたが、プロ契約には至らなかった。その後、19年1月に母国ジャマイカで「スポーツ選手としての人生は終わりだ。今後は実業家に挑戦したい」と表明。今年4月には自身のSNSに、圧勝した08年北京五輪男子100メートルの写真とともに「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)」という言葉を添え、新型コロナ感染予防を訴えた。

 ≪13年には小学生対象に陸上教室を開催≫ボルト氏は過去、何度も来日している。大阪での07年世界選手権では男子200メートルと400メートルリレーで銀メダルを獲得。13年には小学生を対象に陸上教室を行い、17年にはサッカー川崎Fの練習場を訪問した。昨年は新国立競技場のオープニングイベントに参加している。

続きを表示

この記事のフォト

2020年5月6日のニュース