五輪金剥奪の重量挙げイリア・イリンが現役引退

[ 2020年5月6日 11:46 ]

 重量挙げ男子94キロ級で08年北京、12年ロンドンの両五輪を制しながら16年にドーピング違反で金メダルを剥奪されたカザフスタンのイリア・イリン(31)が現役引退を表明したと4日に地元メディアが伝えた。

 東京五輪で再起を目指していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期されたことに加え「21年に開催されるかも明確ではなく、そこまで待てない」と発言。終息が見えない新型コロナが決断に影響したことをうかがわせた。

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2020年5月6日のニュース