Bリーグ、来季は東西2地区制で開催 10月開幕目指す

[ 2020年4月14日 17:14 ]

 Bリーグは14日、オンラインで理事会を開き、20~21年シーズンの大会方式を決めた。10月の開幕を目指す。B1は20クラブを東西2地区(各10クラブ)に分け、同地区と4回戦=36試合、他地区とは2回戦(任意の2クラブのみ4回戦)=24試合を行う。各地区上位3クラブと、その6クラブ以外の成績上位2クラブがワイルドカードでチャンピオンシップに進出。B2は16クラブを東西2地区(各8クラブ)に分け、同地区と6回戦=42試合、他地区とは2回戦(任意の1クラブのみ4)=18試合を行う。

 コロナウイルスの感染状況次第では開幕延期の可能性もある。開幕1カ月前に開催の可否を最終判断する方針だ。リーグ成立条件は各チームが最低30試合以上、かつリーグ全体の3分の2以上の消化を目安とする。来年1月までに開幕できなければ、条件を満たせない可能性が高い。大河正明チェアマン(61)は「コロナ問題が大変な中で、10月に開幕できるか予断を許さない。10月開幕を前提に話をしながも、リスクシナリオについての話もした」と説明した。

 19~20年シーズンはB1が第33節以降、B2が第31節以降(第27節代替試合も含む)のレギュラーシーズン全試合と、ポストシーズン(Bリーグチャンピオンシップ、B2プレーオフ、B1残留プレーオフ、B1・B2入れ替え戦、B2・B3入れ替え戦)を中止した。今季の成績によるB2降格チームはなく、B2からはB1ライセンスの保持を前提に上位2チームをB1に昇格させるため、来季はB1が20、B2が16クラブで編成されることになった。

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2020年4月14日のニュース