NBAロケッツのウエストブルックがパソコン650台を寄付 子どもたちに“アシスト”

[ 2020年4月14日 10:18 ]

600台のパソコンを寄付したロケッツのウエストブルック(AP)
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 テキサス州ヒューストンを本拠にしているNBAロケッツの主戦ガード、ラッセル・ウエストブルック(31)がヒューストン市の子どもたちのために、自身が設立した慈善団体(WHY NOT?)を通してパソコン650台を寄贈していたことが明らかになった。同市では新型コロナ感染による影響で学校が閉鎖されており、自宅学習とオンライン授業を可能にするためにウエストブルックが“アシスト”した形。ヒューストンのシルベスター・ターナー市長(65)も自身の慈善団体などを通して世帯年収が3万5000ドル(約380万円)以下の家庭に1000台のパソコンを寄付しており、この活動にウエストブルックも加わった。

 ウエストブルックはNBA12シーズン目。サンダー時代の2016年シーズンからは得点、リバウンド、アシストの3部門に2ケタの数字を残すトリプルダブルを3季連続で「試合」ではなく「年間」で達成し、昨オフにロケッツに移籍していた。年俸3850万6482ドル(約41億6000万円)で迎えた今季は53試合に出場して27・5得点、8・0リバウンド、7・0アシストをマーク。ターナー市長は「彼はコートの中でも外でもチャンピオンだ。多くの生徒が流れを変えるだろう」とNBAのトップ選手による協力に感謝していた。

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2020年4月14日のニュース