日本相撲協会 新型コロナ感染拡大防止へ“4つの確認”徹底、各部屋に通達

[ 2020年4月14日 05:30 ]

日本相撲協会・芝田山広報部長
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 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止についての対応策を明かした。専門家からの指示を仰いだ上で各部屋に通達したのは(1)起床時の検温(2)気道の症状(喉の痛み、鼻水、くしゃみ、せき)(3)味覚または嗅覚の障害(4)全身の倦怠(けんたい)感――の確認。前日から変化があった場合は稽古を休ませ、2日以上続く場合、相撲協会に報告。症状が出た力士らは別の部屋に隔離するよう求めた。

 濃厚接触を避けるため、当面は申し合いやぶつかり稽古を控えることも伝えており、横綱・鶴竜(陸奥部屋)は相撲協会を通じ「先週に引き続き、四股、てっぽうなど基礎運動を継続して行っている。常に良い準備をするだけ」とコメントした。稽古後の食事も「大勢で食卓を囲む食事形態を取らないように」としている。芝田山広報部長は「できる限り、密集、密接を避けようということ」と説明した。

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2020年4月14日のニュース