「勉強取り組もう」柔道トップ選手らがSNSで呼びかけ 羽賀、原沢、高藤らリレーツイート

[ 2020年4月13日 05:30 ]

「いま柔道家にできること」と題してツイートする羽賀龍之介(本人ツイッターから)

 緊急事態宣言が出て初めて迎えた週末、柔道の現役トップ選手らがSNS上で立ち上がった。男子100キロ級の羽賀龍之介(旭化成)が10日から自身のツイッターで「今だから勉強に取り組もうチャレンジ」と題したリレー方式の書籍や漫画紹介をスタートさせた。

 羽賀は「柔道には文武両道という言葉がある」とし、稽古ができない現状だからこそ、知力を磨くべきと思いをつづった。紹介したのは東海大2年の時に初めて読んだという芸術家・岡本太郎氏の著書「自分の中に毒を持て」。バトンは男子100キロ超級の原沢久喜(百五銀行)、日本代表重量級の鈴木桂治コーチへとつながれた。

 SNS上では3月中旬ごろからさまざまな競技のアスリートが「#いまスポーツにできること」として、自宅でできる活動を紹介している。羽賀は「#いま柔道家にできること」とアレンジし、社会貢献に一肌脱いだ形だ。別のバトンでは男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)はエアロビクスを披露。柔道界が一丸となり、日本を照らそうとしている。

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2020年4月13日のニュース