女子国内メジャー、ワールドレディース・サロンパス・カップ中止 昨年渋野がツアー初優勝

[ 2020年4月9日 15:19 ]

昨年のワールドレディース・サロンパス・カップでウイニングパットを決めた渋野日向子は涙ぐみながらキャディーと抱き合う
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は9日、今季の国内メジャー初戦となるワールドレディース・サロンパス・カップ(5月7日開幕、茨城GC東C)の開催中止を発表した。メジャー大会の中止は1988年のツアー制度導入後では初めて。昨年の大会では渋野日向子(21=サントリー)がツアー初優勝を果たした。これで国内女子ツアーは開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースから10大会連続の中止となった。

 渋野は所属事務所を通じて「サロンパスカップは昨年念願の初優勝を飾ることができた思い出深い大会です。今は自分にできることをしっかりと行い、新型コロナウイルスの影響が早く収束することを願っております。試合が始まった時には、みなさまに元気をお届けできるプレーができるよう引き続き調整を続けていきます」とコメント。

 またJLPGAは主催者との連名で「新型コロナウイルスの感染拡大および、この度の政府の緊急事態宣言を重く受け止め、中止の判断をいたしました。開催を楽しみにしてくださっていたファン、ボランティアの皆様、ならびに開催に向けて準備をしていただいた多くの関係者の皆様に深くおわび申し上げますとともに、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と声明を発表した。

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2020年4月9日のニュース