柔道・朝比奈沙羅が独協医大入学 医師の道へスタート スローガンは「闘う医学生」

[ 2020年4月9日 17:45 ]

独協医大に入学した朝比奈沙羅
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 柔道女子78キロ超級の朝比奈沙羅(23=パーク24)が9日、栃木県壬生町の独協医大で学生証授与式に臨み、医師への第一歩を踏み出した。当初7日に入学式が行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。この日の授与式も取材対応は自粛となったが、書面を通じて「勉学では、東海大学体育学部のころに学んだこと以外に、新たに医学部教育が始まることの期待と心配が入り交じっておりますが、自分の“やりたかったこと”を専門的に習えること、そして自分自身ではかなえられるか分からなかった大きな夢が、現実的な目標に変わってきた実感があり、非常にワクワクしております」などとコメントを発表した。

 朝比奈は麻酔科医の父、歯科医の母を持ち、幼少期から医師を志していた。15年には東海大医学部を受験も願いかなわず、同大体育学部に進学。その後、柔道では17年の世界選手権で初出場準優勝、18年には2度目の出場で悲願の世界女王に輝いた。独協医大には昨秋にAO入試を受検し、合格していた。

 柔道は全14階級中13階級で、東京五輪代表が内定済み。朝比奈の女子78キロ超級も、昨年11月に素根輝(環太平洋大)が内定を決めている。一方で五輪が1年延期が決まったことにより、全日本柔道連盟は内定の扱いについて、今月15日の常務理事会で協議する予定となっている。

 現時点では東京五輪出場の可能性が消えている朝比奈だが、内定の扱いに関わらず、しばらくは現役を続ける意向を持っている。入学に当たりスローガンを「闘う医学生」に設定した上で、「先ばかりを見据えるのではなく、一歩一歩着実に自分の夢をかなえるための努力をしていきたいと思っております。私はこのスローガンを念頭に、一日一日を大切に過ごして参ります」と固い意志を示した。

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