ホッケー男子代表 五輪メダル獲得へ“秘密兵器”導入!動体視力アップ期待

[ 2020年3月21日 05:30 ]

ホッケー男子日本代表のDF山下学主将(右)とMF田中世蓮はハイテクゴーグルを着用
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 東京で52年ぶり五輪出場をするホッケー男子日本代表が20日、岐阜県各務原市での25日間の合宿を打ち上げた。見る力を鍛える最新機器を今回初導入。大リーグ・レッズ秋山ら野球界で使用が広がる「ビジョナップ」という特殊なゴーグルは、レンズがチカチカと点滅するように暗くなる。視界不良下でボールを止める練習をし、DF山下学主将は「目をこらさないと止められない」と、動体視力アップに期待を寄せた。

 1本約5万円の高価な機器が提供される一方、強化費は心細い。バスはなく、移動は「岐阜組」と呼ばれる“自宅通勤者”のマイカーに乗り合わせる。節約生活にも主将は「昔は合宿も遠征も選手の負担があったが今はない。それが大きい」と謙虚。メダル獲得が待遇改善の一歩になる。

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2020年3月21日のニュース