聖火が「復興の火」として東北被災地を巡回 石巻で一般公開がスタート

[ 2020年3月21日 05:30 ]

石巻南浜津波復興祈念公園で「復興の火」として展示が始まった東京五輪の聖火
Photo By 共同

 聖火は東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で「復興の火」として一般公開が始まった。

 20日午後、石巻南浜津波復興祈念公園に運ばれ、巡回展示がスタート。宮城県の村井嘉浩知事は展示に先立ち「復興の火は、これからも続く復興に大きな力となる」と述べた。砂煙が舞う突風で聖火皿への移し替え途中に火が消えるトラブルもあり、結局ともすのに約30分を要した。その間、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの2人が、即興トークで場をつなぐなど現場一体で成功させた。「復興の火」は21~25日に宮城、岩手、福島各県を巡回する。

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2020年3月21日のニュース