日本水泳連盟、20日に臨時理事会 4月日本選手権の運営確認へ

[ 2020年3月20日 05:30 ]

 日本水泳連盟が20日に臨時理事会を開くことを決めた。東京五輪代表選考会を兼ねる4月の日本選手権(2~7日、東京アクアティクスセンター)の運営の細部の確認が議題となる。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、無観客で日程を2日短縮して行うことが決まっており、連盟幹部は「日本選手権を開催する方向に変わりはない」とした。

《新型コロナ影響短信》
 ▼自転車 国際自転車連合(UCI)は18日、BMXレースで東京五輪の出場枠につながるW杯2大会を延期すると発表した。4月18、19日に英国で、5月2、3日にオランダで予定されていた大会で代替日は未定。

 ▼F1 国際自動車連盟(FIA)は18日、自動車F1シリーズで例年8月に2週間設けていた活動休止期間を3、4月に前倒しして3週間に延ばすと発表した。F1シリーズは開幕戦のオーストラリアGPから第4戦の中国GPまでが延期となっている。活動休止期間の前倒しで、夏季の代替開催の日程を組みやすくする。

 ▼ルマン 自動車の世界耐久選手権(WEC)シリーズの主催者は18日、2019~20年シーズンの最終戦として6月13、14日に開催予定だったフランス伝統の耐久レース、ルマン24時間を9月19、20日に延期すると発表した。20~21年シーズンの日程も見直す。

 ▼飛び込み 国際水泳連盟は19日、新型コロナウイルスの感染拡大のため、東京五輪最終予選を兼ねて東京アクアティクスセンターで開催予定だった飛び込みのW杯(4月21~26日)と、アーティスティックスイミング(AS)の五輪最終予選(同30日~5月3日)を延期すると発表した。6月に実施するとしているが、開催地は未定。飛び込みのW杯には、13歳の玉井陸斗らが五輪切符を懸けて出場する予定だった。

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2020年3月20日のニュース