梅村 1回戦敗退 世界との差痛感

[ 2020年3月4日 05:30 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選 男子ライトヘビー級1回戦 ( 2020年3月3日    ヨルダン・アンマン )

男子ライトヘビー級1回戦で敗れたる梅村(共同)
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 3日に開幕し、男子ライトヘビー級1回戦で22歳の梅村錬(拓大)はニュージーランド選手に1―4で判定負けした。長いリーチの相手のワンツーに苦しみ、左フック主体に粘ったものの競り負けた。大会は当初、2月に中国の武漢で予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により会場を変更し、約1カ月遅れでの開催となった。

 梅村は昨年の世界選手権ベスト8相手に惜しくも敗れた。序盤は相手の長いリーチに苦しんだが、2回は懐に入って連打で応戦。逆転を狙った最終ラウンドは、有効打を放てなかった。

 国内ライバルとの競争を考え、五輪出場のためにミドル級から階級を上げた。昨年の世界選手権は海外勢とのパワーの差を実感。体幹強化の成果を打ち合いで示した。世界最終予選が残っており「自信にはなった。まだまだこれからです」と絞り出した。

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2020年3月4日のニュース