ウィザーズがキングスに惜敗 八村は20得点 28点差から同点も勝ち越せず

[ 2020年3月4日 14:33 ]

ジャンプシュートを放つウィザーズの八村(AP)
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 NBAの東地区全体で9位につけているウィザーズは3日、敵地サクラメント(カリフォルニア州)でキングスと対戦。後半に追い上げたものの、126―133(前半49―76)で敗れて22勝38敗となった。

 ウィザーズは第2Q途中で最大28点差(37―65)をつけられながら、第3Qは連続19点などで46―19と圧倒。このクオーターの終盤から第4Qの序盤にかけて計4回にわたって同点としたが猛追もここまでだった。結局一度もリードを奪っておらず、いわゆる「WIRE―TO―WIRE」で敗れたのは今季4回目。3点シュートを38本中16本決めて追いすがったがあと一歩およばなかった。

 八村塁(22)は30分出場してフィールドゴール(FG)を9本中6本(うち3点シュートは2本中1本)成功させて20得点。20得点以上は7回目で、6リバウンド、3アシスト、2スティールも記録したが勝利にはつながらなかった。

 ブラドリー・ビール(26)は35得点を挙げてチーム記録となっている25得点以上の連続記録を18試合に更新。ロードでは9試合連続で30得点を突破した。ダビス・バターンズ(27)は6本の3点シュートで18得点をマークして第3Qの猛追に貢献。しかし第4Qの中盤から流れはキングスに傾いていった。

 このあとウィザーズはオレゴン州ポートランドに移動。5日にトレイルブレイザーズと対戦して西海岸のロード4連戦を終えることになっている。

 西地区全体で10位から9位に浮上したキングスは3連勝を飾って27勝34敗。ディアンジェロ・フォックス(22)が31得点をたたき出し(20得点以上は6試合連続)、ここ7戦では6勝目を挙げて、西地区全体8位のグリズリーズとは3ゲーム差となった。

 <八村の全オフェンス>

 ▼第1Q(出場7分30秒=2得点)

(1)1分2秒・距離3・6メートルのフローター気味のジャンプシュート=×
(2)2分43秒・右サイドのドライブインからゴール下=〇(アシスト・ビール)
(3)7分3秒・左エルボーからプルアップ・ジャンパー=×

 ▼第2Q(出場5分51秒=2得点)

(4)9分47秒・右コーナーから3点シュート=×
(5)11分5秒・ネイピアーが外したシュートを右手でティップ=〇

 ▼第3Q(出場8分30秒=9得点)

(6)21秒・速攻からダンク=〇(アシスト・ビール)
(7)1分22秒・右サイドから3点シュート=〇(アシスト・ブライアント)
 *2分1秒・フリースロー2本=〇〇
 *6分24秒・フリースロー2本=〇〇

 ▼第4Q(出場8分22秒=7得点)

(8)6分31秒・ビールのパスを受けてダンク=〇(アシスト・ビール)
 *8分20秒・フリースロー2本=〇〇
(9)速攻からゴール下=〇(アシスト・ビール)
 *11分24秒・フレイグラント・ファウルによるFT2本=×〇

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