影浦 “絶対王者”リネール撃破に胸を張る「歴史に名を刻み自信になった」

[ 2020年2月12日 05:30 ]

GSパリ大会から帰国し、取材に応じる影浦心
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 柔道のグランドスラム(GS)パリ大会で五輪男子100キロ超級2連覇中のテディ・リネール(フランス)を破った影浦心(24=日本中央競馬会)が成田空港に帰国し、「歴史に名を刻み自信になった。素直にうれしい」と振り返った。

 約10年間無敗だった絶対王者を破ったが、大会は準優勝。東京五輪代表争いで原沢久喜(百五銀行)を追う立場としては痛い失点で、井上康生監督も「総合的に判断したい」と冷静に話す一方、影浦本人は「リネール選手を倒したのは、優勝よりも大きいと思う」と実績をアピールした。

 代表争いはGSデュッセルドルフ大会(21~23日)に出場するとみられる原沢の結果次第。4月の全日本選抜体重別選手権(福岡)まで代表争いがもつれると信じ、直接対決に備える。

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