加藤凌平 昨年9月にへんとう腺切除「五輪のため」

[ 2020年1月4日 19:04 ]

取材に応じる加藤
Photo By スポニチ

 体操男子のコナミスポーツが4日、埼玉県草加市内20年初練習を公開し、16年リオデジャネイロ五輪の団体総合金メダルメンバー・加藤凌平(26)が、昨年9月にへんとう腺を切除していたことを明かした。大学時代から冬場に、へんとう腺による体調不良に悩まされてきたという。しかし昨季は4月の全日本選手権後に高熱を発症。「今季もし試合の真っ最中に熱が出たら怖いな、と。五輪のため、というくらいの気持ちで取りました」と語った。

 練習にも支障をきたしていた。頭が回らなくなり、身体もだるい。さらにへんとう腺の腫れにより、神経が圧迫され肩に痛みが出た。ドクターと相談し、切除を決心。「悪循環がなくなるだけでだいぶ大きいですね」と笑みを浮かべた。悩みの種を取り去ったことで、体調も安定しているという。東京五輪を目前に控え「五輪は特別。リオで見た景色をもう一度見たいので、今まで以上の努力をしていきたい」と意気込んだ。

続きを表示

2020年1月4日のニュース