ロシア不在で日本の金3増 東京五輪でデータ会社予測 恩恵最大は米国

[ 2019年12月10日 10:36 ]

2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場
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 スポーツデータの分析、提供を行うデータ専門会社、グレースノートは9日、ロシア選手団を主要国際大会から4年間除外するなどとした世界反ドーピング機関(WADA)の処分決定を受け、同国選手が来年の東京五輪に個人資格も満たせずに出場できない場合のメダル争いで、日本は金メダル3個を上積みして33個になると予測した。

 3種目は競泳男子200メートル平泳ぎの渡辺一平(トヨタ自動車)、新体操の団体総合、アーティスティックスイミング(AS)のチーム。日本は金メダル数で世界3位となり、銀24、銅8個を含む計65個を獲得するとした。

 ロシアが出場すれば金24個を含む68個のメダルを獲得するとみて、不在により最も恩恵を受けるのは米国と分析した。(共同)

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2019年12月10日のニュース