IOC、五輪マラソンのコース案了承は見送り 札幌大通公園発着と日程は決定

[ 2019年12月4日 19:08 ]

札幌・大通公園
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 国際オリンピック委員会(IOC)は4日、スイスのローザンヌで理事会を開き、暑さ対策で都内から札幌開催に変更した東京五輪のマラソンと競歩について、大会組織委員会が提案した札幌市中心部を2周するマラソンコースの了承を見送った。札幌駅前通を往復する競歩のコースには同意した。

 マラソンと競歩の発着点を札幌市中心部の大通公園とし、マラソンと競歩の計5種目はの大会終盤8月6~9日の4日間に集中開催することも承認した。

 組織委はマラソンのコースを大通公園を中心とした1周目約20キロ、2周目22・195キロとなる案を出したが、世界陸連がよりコンパクトな周回案を主張し、交渉を重ねてきたが、合意できなかった。

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