八村が初体験の「センター」で15得点 故障者続出のウィザーズは3連敗

[ 2019年12月4日 11:23 ]

初めてセンターとして先発したウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの新人フォワード、八村塁(21)が3日、地元ワシントンDCで行われたマジック戦で初めて「センター」として起用され自己最長の39分でフィールドゴール(FG)を12本中6本成功させて15得点と6リバウンド、4アシストをマーク。しかし試合は120―127(前半54―58)で敗れて3連敗を喫し、今季成績は6勝13敗となった。マジックには11月17日に敵地オーランド(フロリダ州)で4点差で敗れており今季2戦2敗。ウィザーズはホームでは3勝5敗となった。

 八村の2ケタ得点は自己最多の30得点を挙げた1日のクリッパーズ戦に続いて2試合連続で今季12回目だが、後半は4得点のみ。ウィザーズは緊急事態に直面しており、先発センターのトーマス・ブライアント(22)が右脚の疲労骨折で少なくとも今後3週間、戦列を離脱することになった。ベンチから出場しながらも今季12・0得点を記録していた211センチのモーリッツ・ワグナー(22)も足首の捻挫で欠場。マジック戦ではアイザック・ボンガ(20)とシューターのダビス・バターンズ(27)が先発に回り、203センチの八村がセンター役を務めたために先発5人の平均身長はリーグ平均を5センチ以上下回る196センチにまで低下していた。

 本来「4番」のパワーフォワードだった八村はマジックのヘム・バーチ(27=206センチ)やフォワードのジョナサン・アイザック(22=211センチ)、さらにショットブロッカーとして定評のある213センチのモー・バンバ(21)ら「5番」のセンターとしての役割を担っていた選手とマッチアップ。しかし203センチでセンターとしてはNBAでは小柄で、ゴール下で奮闘はしたものの、オフェンス・リバウンドとブロックショットは記録できなかった。バターンズとボンガが先発に回ったためにベンチスコアでは20―47。これまでのような試合展開には持っていけず、ホームゲームで白星をもぎとることはできなかった。

 ウィザーズはブラドリー・ビール(26)がチーム最多の42得点(40得点以上は今季4回目)。前半で最大18点差をつけられながら第3Qの3分すぎにそのビールの3点シュートで75―74としたが、リードを保てたのは22秒間のみで、このあとリズムを維持することはできなかった。

 マジックも昨季の球宴に選出されている先発センターのニコラ・ブーチェビッチ(29)を足首の故障で欠いている状態だが、W杯中国大会で3位となったフランス代表のエバン・フォーニエー(27)が31得点。2017年のドラフト全体トップ指名選手だったガードのマーケル・フルツ(21)も自己最多の20得点をマークして勝利に貢献。ロードでは今季9戦で2勝目を挙げた。

 なおウィザーズは5日に76ers(15勝6敗)、6日にヒート(14勝5敗)、そして8日にはクリッパーズ(15勝6敗)といずれも今季好調の3チームと顔を合わせる。

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