ジョセフHCに続投要請決定 日本ラグビー協会・森会長「今後はジョセフ氏と具体的な交渉に入ります」

[ 2019年10月24日 19:07 ]

ジョセフHC
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 日本ラグビー協会は24日、東京都内で男子15人制の次期日本代表ヘッドコーチ(HC)の選考委員会を開き、W杯で史上初めて8強入りへと導いたジェイミー・ジョセフ現HC(49)に続投を要請することを決めた。任期は次回W杯が開催される23年までの4年間。今後、速やかに同氏と正式交渉を行う。

 選考委員会には委員長を務める日本協会の森重隆会長(67)、岩渕健輔専務理事(43)、藤井雄一郎前強化委員長(50)らが出席。複数の候補からジョセフ氏に一本化することを決めた。会議終了後、取材に応じた森会長は「今回の(W杯の)戦績を鑑み、同氏にヘッドコーチの要請をすることを選考委員会として決めました。今後はジョセフ氏と具体的な交渉に入ります」と明言。交渉役は藤井氏に一任された。

 ジョセフHCの参謀だったトニー・ブラウン・アタックコーチ(44)、長谷川慎スクラムコーチ(47)ら他の一部コーチングスタッフは、すでにW杯後の去就が決定している。藤井氏は「ジェイミーが必要ならですけど」と指揮官の意向を踏まえた上で、コーチ陣の慰留交渉も行う考えを示した。

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