渡辺雄太がプレシーズンで2度目の出場も無得点 1アシストも連続ターンオーバー

[ 2019年10月15日 12:00 ]

トラベリングの判定に不満そうな表情を見せるグリズリーズの渡辺(AP)
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 グリズリーズの渡辺雄太(25)が14日、テネシー州メンフィスで行われたプレシーズン・ゲームのホーネッツ戦に途中出場。87―106と点差が開いた第4Qの5分8秒からコートに登場した。

 しかし右コーナーからキャッチ&シュートを打とうとした最初のプレーでは、今季から基準が変わったトラベリングをコールされてターンオーバー。その25秒後にはベースライン際を突破して、ダブルクラッチからタフなショットを決めたものの、今度は「ラインを踏んだ」と判定されて得点は認められなかった。

 さらに残り1分57秒には左45度から3点シュートを試みたが失敗。残り48秒、正面から放ったプルアップからのジャンプシュートもタッチがいまひとつでボールはリングに跳ね返った。

 プレシーズンは自身2戦目だったが、結局7分の出場で1アシストを記録したものの無得点。今季のグリズリーズはドラフトでの補強を含めて競争が激化しているが、この日は結果を出せなかった。

 グリズリーズではドラフト全体2番目指名のポイントガード、ジャー・モラント(20)が」23分出場して15得点、6アシスト。ウィザーズの八村塁(21)とゴンザガ大でチームメートだったフォワードのブランドン・クラーク(23)がモラント同様に先発して20分で16得点、12リバウンド、2スティール、1ブロックショットをマークした。クラークはドラフトで9番目の八村より遅い21番目の指名だったが、プレシーズンではなかなかの働きを見せている。

 試合はホーネッツが120―99(前半58―47)で勝ってプレシーズン4戦目で初白星。グリズリーズは2勝1敗で、プレシーズンは16日のサンダー戦と18日のスパーズ戦の2試合を残している。

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