アマ王者木村、69で2差7位 女子に負けん!!黄金世代引っ張る

[ 2019年10月4日 05:30 ]

男子ゴルフツアー トップ杯東海クラシック 第1日 ( 2019年10月3日    愛知県 三好CC西C=7295ヤード、パー71 )

7番、ティーショットを放ち、クラブを投げるアマチュアの木村(撮影・椎名 航)
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 台風18号の影響による強風の中、今年7月の日本アマを制した木村太一(21=日大3年)が3バーディー、1ボギーの69で回り、首位に2打差の2アンダー、7位の好スタートを切った。ともに今季ツアー初優勝を果たした堀川未来夢(26=Wave Energy)と比嘉一貴(24=フリー)が4アンダーで首位。石川遼(28=CASIO)は首位に4打差の18位発進となった。

 首位に2打差の7位という予想外の好発進。アテスト後、報道陣に囲まれた木村は「何か変な感じですね」と複雑な表情を見せた。

 第1打を左の林に曲げた12番パー5でグリーン右ラフからの第4打をチップイン。15番パー5では2メートルのバーディーパットを沈めて、プロツアー初の首位も経験した。中学2年の時、アマチュアの父・洋さんのキャディーを務めた思い出の大会で日本アマ王者の実力を見せた。

 渋野、畑岡らと同じ98年度生まれ。女子は“黄金世代”と呼ばれるほど多士済々だが、男子は世界アマチュアランク1位の金谷拓実(東北福祉大3年)を除けば、影が薄い。木村も「“凄いなあ”で終わりです」と女子の活躍に羨望(せんぼう)のまなざしだ。だが、木村が倉本、石川、松山に続くアマチュアVを果たせば、男子も黄金世代と呼ばれるようになる。

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2019年10月4日のニュース