プロップ稲垣、身を粉に松島トライ“アシスト”狙う「スペースつくるのが仕事」

[ 2019年9月27日 12:57 ]

ウォーミングアップする稲垣(左)とラブスカフニ(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 ラグビー日本代表は27日、28日のA組1次リーグ第2戦アイルランド(エコパスタジアム)に向けた前日練習を行った。試合会場で会見に臨んだプロップの稲垣啓太(29=パナソニック)は、WTB松島幸太朗(26=サントリー)がトライ量産を果たすために黒子に徹することを誓った。

 松島の後に会見場に登場した稲垣が、松島について問われると「僕、代表に7年間にて、1回もしたことないんですけど…。トップリーグでは2回しかしたことないんですけど」と報道陣を笑わせた。

 その上で「トライを取ってくれる彼のような存在がいるのは非常に心強い。僕がトライを取りたくないわけではないが、僕らがしっかり仕事をして、彼のためにスペースをつくってあげて、彼がトライするのがFWとして理想。彼は有言実行してくれる。そういう展開を期待している」と強調。あくまで身を粉にして、アイルランドの鉄壁から風穴をこじ開ける構えだ。

 相手とのセットピースでの攻防も、番狂わせを演じる重要なファクター。稲垣は「1番大事に考えているのはディシプリン。規律を守ること」とポイントを確認していた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月27日のニュース