フェラーリVS3トントラック?WTB松島が“走行性能”見せる

[ 2019年9月27日 18:48 ]

ラグビーW杯1次リーグA組   日本―アイルランド ( 2019年9月28日    静岡・エコパスタジアム )

<日本代表練習>ディフェンスを突破する松島(撮影・篠原岳夫)
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 9月20日の開幕ロシア戦でハットトリックを達成した日本代表のWTB松島幸太朗(26=サントリー)が、「フェラーリVS3トントラック対決」を制す。

 決戦を翌日に控えた27日午前、試合会場で最終調整。報道陣に公開された冒頭15分間では、リラックスした表情で軽快な動きを見せた。3トライで注目が集まる中、練習後に臨んだ前日会見では「外までボールが回れば凄くチャンスがある。ウイングの役割として2トライを取りたい」と宣言した。

 ロシア戦の試合後会見で、日本のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は「外からフェラーリが突進していくようだった」と松島を称賛。この日の会見で本人は「僕の中ではフェラーリは福岡堅樹です。(自分を車に例えるのは)難しいですね」と苦笑いしたが、加速力やトップスピードの豊かさは、「赤い跳ね馬」の代名詞を持つイタリア製のスーパーカーそのものだ。

 一方で対面の大型WTBストックデールについては、「デカいので速めのトラックですね。2、3トンの」と表現。1メートル91、103キロのサイズは脅威だが、走行性能では絶対に負けない。1次リーグ最大の山場で証明してみせる。

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