イングランド 先発10人替え快勝 ジョセフ監督「素晴らしい雰囲気の中で試合ができた」

[ 2019年9月27日 05:30 ]

ラグビーW杯1次リーグC組   イングランド45―7米国 ( 2019年9月26日    ノエスタ )

<イングランド・アメリカ>  前半、中央に先制トライを決めるイングランドのフォード(中央)(撮影・成瀬 徹)
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 1次リーグC組の1試合が26日に行われ、イングランドが米国から7トライを奪って45―7と快勝。最後の最後にトライを許してシャットアウトこそ逃したものの、エディー・ジョーンズ監督(元日本代表ヘッドコーチ)は「2試合で勝ち点10、失ったトライは1つ。素晴らしい雰囲気の中で試合ができた」と満足そうに話した。

 初戦のトンガ戦から中3日とあって先発を10人変更。途中出場のCTBファレル主将がひじ打ちを食らい両軍乱闘になる場面もあったが、指揮官は「鼻をケガしたけど、彼は結婚して子供もいる。もう若い女性を見つける必要もないから大丈夫」と笑い飛ばした。もっとも、次のアルゼンチン戦(10月5日)については「勝つのが難しいチーム。もっといい試合をしないと」と表情を引き締めた。

 ≪米国「全ての面で負け」悲劇のW杯7連敗≫散々な初戦でW杯通算7連敗を喫した。19歳の期待のプロップ、アイヌウが最初のスクラムで左足首を負傷して交代。最後のプレーで1トライを返した以外はなすすべなく、フランカーのクイルが危険なタックルで米国のW杯史上初となる一発退場処分も受けた。14年に神戸製鋼で指揮を執ったゴールド監督はかつての本拠地で白星を飾れず「全ての局面で負けていた。これではワールドクラスに勝てない」と話すしかなかった。

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2019年9月27日のニュース