バレー全日本女子“スマイル・スパイカー”石井優希、同郷の渋野に刺激!最多16点でアピール

[ 2019年8月10日 17:34 ]

 バレーボール女子の国際親善試合第1戦は10日、埼玉・深谷ビッグタートルで行われ、世界ランク6位の日本は同33位の台湾を3―0で圧倒した。日本は第1セット25―10で先取すると、その後も攻撃の手を緩めずに第2セットは25―13、第3セットも25―17で寄せ付けなかった。

 リオデジャネイロ五輪代表の石井優希(28=久光製薬)が両チーム最多となる16点を挙げる活躍。9月14日開幕のワールドカップに向けて「(W杯まで)時間はない。アピールするところはアピールしていきたい」と胸を張った。

 同じ岡山県出身でゴルフの全英女子オープンを制した渋野日向子(20=RSK山陽放送)に刺激を受けた。ニュースで快挙を知ったといい「優勝するまではあまり名前も聞かなかった選手が世界で優勝したことでニュースになっている。帰国してからもすごいカメラの台数。アスリートとして何かうらやましい。誰もがそういう場に立ちたいと思うので、負けずに頑張りたい」と話した。

 全日本では屈託のない笑顔がトレードマークの28歳。約1カ月後に迫ったW杯に向けて「(周囲の)期待を裏切らないプレーをしたい」。“スマイル・スパイカー”として活躍を誓った。

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2019年8月10日のニュース