鶴竜 34歳バースデーに願った2桁優勝「土俵に上がれていれば結果はついてくる」

[ 2019年8月10日 16:50 ]

巡業先の福島市で34歳の誕生日を迎えた鶴竜
Photo By スポニチ

 大相撲の横綱・鶴竜(井筒部屋)が10日、34歳の誕生日を迎えた。夏巡業が行われた福島市では力士、報道陣から「めざせ!2ケタ優勝」などのメッセージが書かれたバースデーケーキが贈られ、「それ(V10)を願ってロウソクを消した」と目を細めた。

 年を一つ重ねての抱負は「年始めにも言っているけど、ケガをしないで15日間、務めること。健康でいること」だ。「土俵に上がれていれば結果はついてくる」というように、7月の名古屋場所は腰痛の不安を抱えながら、14勝1敗で6度目の優勝を飾った。

 「あと5年(現役を続ける)というのは簡単なことじゃない。(引き際が)突然来るかもしれないし。“今を生きる”じゃないけど、集中していきたい」。長期的な目標は立てず、まずは目の前の場所で全力を出し切る。その積み重ねで、2桁優勝に向かって歩を進めていく考えだ。

続きを表示

2019年8月10日のニュース