栃ノ心 11日から夏巡業合流 春日野親方「肩は良くなっているが…」

[ 2019年8月10日 16:53 ]

栃ノ心
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 大相撲の大関・栃ノ心(31=春日野部屋)が11日の仙台市での興行から夏巡業に合流することになった。栃ノ心は大関復帰となった7月の名古屋場所で、左肩と右膝の負傷により途中休場。秋場所(9月8日初日、両国国技館)は3度目のカド番で迎えることになったが、治療を優先させるため夏巡業は初日から休場していた。今月5日からは栃木・奥鬼怒温泉郷の加仁湯で行われていた春日野部屋の合宿に参加。9日に合宿を打ち上げ、この日は11日の巡業開催地である仙台市に移動した。

 10日に夏巡業が行われた福島市で、巡業部長を務める師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)は栃ノ心の状態について「合宿を打ち上げて話をした。肩は良くなっているが、膝は相変わらず。(すぐに)相撲が取れるかどうかは分からない」と説明した。

 今回の夏巡業は、大関からの陥落が決まった貴景勝を含め、4大関が全て初日から休場していた。栃ノ心の合流により、“大関不在”が解消される。

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