ラグビー日本代表、米国下しPNC制覇 リーチ主将、母の故郷で2T

[ 2019年8月10日 15:27 ]

パシフィックネーションズ杯最終戦   日本34―20米国 ( 2019年8月10日    フィジー・スバ )

<日本・米国>後半、トライを決めるリーチ(撮影・吉田 剛)
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 世界ランキング11位の日本は同13位の米国を34―20で下し、今大会3戦全勝の勝ち点15で優勝した。9月2日のW杯メンバー登録期限前では最後のテストマッチで難敵を退け、W杯への準備はいよいよ最終段階へと進む。

 日本は前半開始直後、ラインアウトモールから最後は主将のリーチ(東芝)が先制トライ。母イヴァさんの出身国で、地元からバス1台を借りきって応援に駆け付けた集団は、リーチのトライを告げるコールに歓声を上げて喜んだ。その後も中盤から流れるようなパス回しで防御ラインを崩し、最後はWTB福岡(パナソニック)が今大会3試合連続のトライ。米国の反撃に遭い1トライ1ゴール2PGを返され、前半を20―13で折り返した。

 後半には今大会初出場初先発のFB山中(神戸製鋼)がトライを挙げると、さらに自陣から山中、SH流(サントリー)らがボールをつなぎ、最後はリーチ主将がこの試合2トライ目。その後に1トライを返されたものの、日本は危なげなく勝利を手にした。

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