大坂8強!さあ全米以来VSセリーナへ「凄く楽しみ」

テニス　ロジャーズ・カップ　女子シングルス3回戦 （ 2019年8月8日    トロント ）

女子シングルス3回戦でイガ・シュビオンテクに勝利し、ガッツポーズする大坂なおみ
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　女子シングルス3回戦で第2シードの大坂なおみ（21＝日清食品）は、世界ランキング65位のイガ・シュビオンテク（ポーランド）を7―6、6―4で退け、ベスト8進出を決めた。9日（日本時間10日）の準々決勝で第8シードのセリーナ・ウィリアムズ（米国）と対戦する。

　21歳の大坂は18歳のシュビオンテクの粘りにてこずったが、冷静にミスを減らしてストレート勝ち。「不規則なボールに序盤は対応するのが少し大変だった」と、年下の挑戦者をはね返して一息ついた。

　初対戦の相手の慣れない球筋に対し、強引に打ち返してリズムを乱す場面もあった。第1セットは「相手の第2サーブに対するリターンを全力でいき過ぎた」と反省。「第2セットからミスによる失点を少なくしようとした」と焦らずに打ち合って、振り切った。

　昨年は1回戦敗退に終わったが、立て直して全米オープンで4大大会初制覇を果たした。今年は前哨戦での気負いはなく「目標は全米のニューヨークで調子を上げること。今は凄く楽しめている」と余裕を漂わせる。

　準々決勝は1年前の全米決勝で退けた因縁のS・ウィリアムズが相手。憧れの存在に過去2戦2勝と勝ち越している。「自分の技術を彼女に見せることができる、そういう気持ちで試合に臨んでいる。凄く楽しみ」と大一番を心待ちにした。