71歳別所、貫禄の連勝！「おばあちゃん頑張りました」

パラ卓球　ジャパン・オープン第1日 （ 2019年8月1日    東京・港区スポーツプラザ ）

レシーブをする別所キミヱ
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　予選リーグなどが行われ女子シングルスのクラス3（車いす）は16年リオ・パラリンピック5位で世界ランク8位の別所キミヱ（71＝ドマーニク）が2連勝を飾った。男子シングルスのクラス9（立位）は世界ランク4位のエース、岩渕幸洋（24＝協和キリン）が予選を3戦全勝で突破し、2日の準決勝へ駒を進めた。

　蝶の飾りから「マダム・バタフライ」の愛称で知られる別所が、タイ人選手にストレート勝ちで優勝に王手をかけた。老練な駆け引きで22歳の若手を手玉に取り「（22歳は）孫と同じくらい。おばあちゃん、頑張りました」と笑みがこぼれた。この日身に着けた蝶の飾りは約40個。会場の誰よりも注目を集めた71歳は「こんなおばちゃんでも頑張っていることをアピールしたい」と不敵に笑った。