“ジョセフ・チルドレン”徳永 落選した選手の分も体張る

[ 2019年7月14日 05:30 ]

取材に応じたラグビー日本代表の徳永
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 宮崎で強化合宿中のラグビーW杯日本代表フランカー徳永祥尭(27=東芝)が13日、精力的に汗を流した。“ジョセフ・チルドレン”の一人は、体格に優れた外国出身者に負けじと、FW第3列でアピールを続ける。

 「選んでもらえたら、そこには落選した選手もいる。その人のたちの分も頑張りたい」

 指揮官との出会いは衝撃的だった。初キャップだった17年韓国戦。勝利後に待っていたのは、若手で構成されたチームと、自分へのダメ出しだった。「おまえたちは、日本代表の重みを分かっていないと言われ、おまえからはやる気を感じないと言われました」。この時、SH流、CTB中村らもメンバーだった。一緒に「カツを食らった」という10人が今、代表31人入りを目指している。

 1メートル85、100キロの巨体で、7人制のリオ五輪代表になり、15人制ではWTBで試合に出たこともある。ジョセフHCに叩き込まれた厳しさを胸に、体を張り続ける。

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