八村、休養でプレーせずチーム敗退 サマーリーグ終了「成長できましたね」

[ 2019年7月14日 11:35 ]

八村塁(AP)
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 NBAサマーリーグは13日(日本時間14日)、米ラスベガスで行われ、八村塁(21)が所属するウィザーズは敗者戦でニックスに87―103で敗れ、全日程を終了した。八村はベンチ入りしたものの、チームの意向による休養のためプレーしなかった。八村はサマーリーグ3試合に出場してそれぞれ14、19、25得点。1試合平均19・3得点で、ドラフト1巡目(全体9番目)指名の実力を披露した。

 サマーリーグを終えた八村との一問一答は次のとおり。

 ――サマーリーグの感想を。

 「やっぱりいろいろ、コートでも、コート外でも、やっぱりそういうプロとして、どうやってやっていくかというのを学べたんじゃないかなと思います」

 ――期待がかかっていたと思うが、プレッシャーを感じず自分のプレーができたか。

 「そうですね、やっぱり自分でやるべきことをやるっていう、それが僕の、今までこうずっと、プレッシャーがあるような感じでずっとやっているので、何も変わらず僕のプレーをやっていましたね」

 ――ドラフトからサマーリーグを通して、プロになったと一番感じた瞬間はいつか。

 「うーん、やっぱり練習の時にコーチがすごいいっぱいいて、その時に“ああやっぱ違うな”っていうのは感じましたね。高校と大学とかと違って、コーチが20~30人いるので、そこは違うなと思いました」

 ――プロレベルの選手と対戦して見えた新たな課題は。

 「やっぱりあの、対戦してというより、それより僕が思ったのは、どれだけ体をケアして、こういうふうに今も連戦でずっとやってきたので、こういうのがシーズンにもなると思うので、それでどういうふうにやっていくかっていうのが、このサマーリーグで勉強できたんじゃないかなと思います」

 ――日本ではボクシングの村田選手が勝って盛り上がっているが、試合は見たか?

 「試合は見ていないですね。でも、結果は聞きました」

 ――どう思ったか。

 「日本人がこういうふうにいろんなスポーツで活躍しているので、そういう人がどんどん出てくるといいなと思います」

 ――トレーニングキャンプに向けての抱負は。

 「まずトレーニングキャンプの前にワールドカップ(8月末から中国)があるので、そこに向けて今、調整しようとしています」

 ――短期間に自分に必要だと感じたことは。

 「今言ったとおり、どうやってチーム、チームというか、この連戦が続く中で体をケアしながら僕の一番のパフォーマンスできるかっていうのを、どんな試合でも出せるかっていうのが大事じゃないかと思います」

 ――きょう休んだのはチーム側の意向か。

 「そうですね、はい」

 ――日本代表で中心になると思うが、どういうパフォーマンスをしたいか。

 「今もサマーリーグにいっぱいいると思うんですけど、やっぱり日本人の選手がこう、プレー、いっぱいし始めてきているので、そういう人たちと帰ってやるというのはすごい楽しみですし、去年も(代表は)4敗して、その中からも8連勝とかそういうのしているので、これから僕もそうですけど、みんなも楽しみにしているんじゃないかなと思います」

 ――サマーリーグで成長できた?

 「そうですね、やっぱりできましたね」

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