正代「凄かった」2700万円ベントレーで場所入り 横綱戦17連敗も前向き「明日につながる」

[ 2019年7月14日 20:20 ]

大相撲名古屋場所8日目 ( 2019年7月14日    ドルフィンズアリーナ )

ベントレー・コンチネンタルGTで場所入りした正代
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 結びの一番で横綱・白鵬(34=宮城野部屋)に挑戦した平幕・正代(27=時津風部屋)ははたき込みで敗れた。立ち合いで左前まわしを許して一気に攻められながら、左からすくいなげを打ちながら左に逃れた。そこから突き、押し、はたきを交えた攻防となったが、最後は押しつぶすような引き落としで土俵に落ちた。白鵬には小結だった2017年春場所に3度目の挑戦で勝っているが、そこから7連敗。横綱戦は17年名古屋場所で日馬富士を破ったのを最後に17連敗となった。

 立ち合いについては「当たりにいったつもりだが、いつもより(自分の上体が)反った気がする」とイメージ通りにはいかなかった。それでも、あっさり土俵を割らずに反撃できたとあって「横綱は焦ったかどうか分かりませんが、そういう相撲を取らせたのは明日の相撲につながると思う」と前向きに捉えていた。

 この日は後援者が所有する「ベントレー・コンチネンタルGT」に乗って場所入りした。カスタマイズの費用を含めて約2700万円という高級車の乗り心地に「凄かった。タイヤが道路をかんでいる」と驚いた。自身はここまで、上位との対戦が続いたが4勝4敗で折り返し。高級車同様に、しっかりと地に足をつけて後半戦の土俵に臨む。

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2019年7月14日のニュース