西地区でも最終戦決着へ トレイルブレイザーズがホームで粘り勝ち

[ 2019年5月10日 14:35 ]

第4Qに3点シュートを決めたトレイルブレイザーズのフッド(AP)
Photo By AP

 NBA西地区3位のトレイルブレイザーズは9日、地元ポートランド(オレゴン州)で地区準決勝シリーズの第6戦に臨み、2位のナゲッツを119-108(前半58―54)で退けて3勝3敗。東地区準決勝のラプターズ対76ers戦同様に勝負は最終第7戦にもつれこんだ。

 19年ぶりの地区決勝進出を狙うトレイルブレイザーズはデイミアン・リラード(28)が6本の3点シュートなどで両軍最多の32得点、C・J・マッカラム(27)も30得点を記録するなど先発のバックコート陣が活躍。さらにベンチから出たロドニー・フッド(26)がプレーオフ自己最多の25得点を挙げれば、ゴンザガ大で八村塁(21)のチームメートだったフォワード兼センターのザック・コリンズ(21)が14得点と5ブロックショットをマーク。プレーオフでベンチ・プレーヤーが2ケタ得点とブロックショットを5本以上記録したのはコリンズがリーグ史上3人目となった。

 勝っていれば10年ぶりの地区決勝進出だったナゲッツは後半で流れを変えることができずに苦杯。センターのニコラ・ヨキッチ(24)は29得点、12リバウンド、8アシストをマークしたが、第4Qの残り53秒、6反則目を犯して退場となった。

 ガードのジャマール・マーリーは(22)は両軍最長の46分出場して24得点、10リバウンド、5アシストをマーク。しかしトレイルブレイザーズのバックコート陣に振り回されて最後は勝機をつかめなかった。

 ナゲッツは1回戦(対スパーズ)を含め、2シリーズ連続の最終戦決着。東地区では1位バックスが1回戦と準決勝を併せて9試合で決勝進出を決めたが、ナゲッツは勝ち抜けたとしても14試合を要することになった。

 なお第7戦は12日にナゲッツの地元デンバーで行われる。 

続きを表示

この記事のフォト

2019年5月10日のニュース