新大関・貴景勝 初日は遠藤 阿武松部長も“大暴れ”に期待

[ 2019年5月10日 10:29 ]

令和元年の番付表を指差す貴景勝(撮影・沢田 明徳)
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 大相撲夏場所(12日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議が10日、同国技館であり、新大関貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)の初日と2日目の対戦相手が決まった。初日は東前頭2枚目の遠藤(28=追手風部屋)、2日目は西前頭筆頭の琴奨菊(35=佐渡ケ嶽部屋)。遠藤とは過去1勝1敗、琴奨菊とは2勝2敗。対戦成績は互角だが、大関昇進を決めた直近3場所で平幕相手の取りこぼしは2度だけと、安定感が光っただけにスタートダッシュが期待できる序盤となった。

 同会議後、審判部の阿武松部長(元関脇益荒男)は夏場所の見どころについて「新大関は稽古十分だから楽しみ。どんな相撲を取るか見応えがありそう」と期待。優勝争いについては白鵬(34=宮城野部屋)の休場で1人横綱になった鶴竜(33=井筒部屋)を筆頭候補に挙げつつ、「新大関も大暴れしてくれるんじゃないかな。豪栄道や高安も負けられないと気合いを入れてくると思う」と新旧大関陣のしのぎ合いを予想した。

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2019年5月10日のニュース