逸ノ城 高安を圧倒22番17勝 腰痛もう大丈夫「大関といい稽古ができた」

[ 2019年5月10日 05:30 ]

右上手を取って高安(右)を攻める逸ノ城
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 関脇・逸ノ城が9日、都内の時津風部屋への出稽古で大関・高安と22番取り、17勝5敗と圧倒した。

 相手の左差しを封じて攻め込む相撲が目立ち、227キロの巨体を生かして前に出続けた。場所前の出稽古はこの日で打ち上げ。「大関といい稽古ができた。突き放して、できることをやろうと思った。調子が上がってきた?そうですね」と納得の表情だ。

 春巡業の序盤は腰痛で休んだが、師匠の湊親方(元幕内・湊富士)は「今日の相撲を見たら大丈夫」と復調を認めた。春場所で自己最多の14勝を挙げたモンゴルの怪物は、場所直前に仕上がってきた。

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2019年5月10日のニュース