白鵬が夏場所休場 負傷の右上腕「まだまだ…」宮城野親方が状態説明

[ 2019年5月10日 05:30 ]

12日初日大相撲夏場所

8日の横審稽古総見でも申し合いには参加せず土俵の外で体を動かしていた白鵬(撮影・沢田 明徳)
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 横綱・白鵬(34=宮城野部屋)が右上腕負傷のため夏場所(12日初日、東京・両国国技館)を休場することになった。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)が9日、「右上腕の断裂で全治は3週間以上かかる。一応、少しずつ治ってきているけどまだまだという感じ。休場です」と明かした。前日、病院で検査を受けた白鵬が師匠に「休場します」と申し出たという。

 宮城野親方は「お医者さんに断裂(した部位)を見てもらって、まだまだと言われたようです。(令和初の本場所で)本人は残念がってましたが、仕方がない。まだ稽古ができる状態ではない。思い切り当たったり、そういう相撲は取れない」と説明した。既に相撲協会に診断書を提出。途中休場した今年の初場所以来、休場は通算12度目となる。

 右上腕は春場所千秋楽の鶴竜戦で痛め、その後は相撲を取る稽古ができていない。師匠によれば手術は受けない。「自然と1カ月くらいで治るという話はしていました。長引くことはない」と名古屋場所での再起を目指すという。

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2019年5月10日のニュース