原大智 目指せ史上初の競輪&モーグル二刀流!競輪選手養成所入所「やるからには覚悟はできている」

[ 2019年5月10日 05:30 ]

競輪の自転車を持ちポーズを取る原大智
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 18年平昌五輪のフリースタイルスキー男子モーグルで銅メダルを獲得した原大智(22)が9日、静岡県伊豆市の日本競輪選手養成所(滝澤正光所長)に入所。来年7月にプロの競輪選手としてデビューするため、約10カ月の厳しい訓練に挑む。

 原は共同記者会見で「競輪は素人なので、まずはプロ選手にならなければ僕の人生は切り開かれない。前例のない(モーグルとの)2競技の両立は難しいと思うが、やるからには覚悟はできている。日本が誇るスポーツ選手になりたい」と、力強く語った。  入所式では第117回(男子72人)、第118回(女子21人)選手候補生を代表して吉田勇気(福岡)と永塚祐子(神奈川)が「ファンに愛される立派な競輪選手になれるよう、努力、精進いたします」と、誓いの言葉を述べた。

 JKAは今月1日から日本競輪学校の名称を「日本競輪選手養成所」に変更。学科講義の拡充によるファンの声を理解できる選手の育成、グローバル化に向けた教養面の強化、科学的トレーニングを見直し世界に通用する選手の育成などがカリキュラムに組まれた。また、一部制度が緩和され携帯電話、スマートフォンの日曜外出時および帰省時の使用許可や、髪形も男子は丸刈りから耳にかからない程度の清潔感のある髪形へと時代に合った形へと改正された。

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2019年5月10日のニュース