金蘭会高 17歳の日本代表・宮部愛芽世、不完全燃焼で敗退「もっとバレー漬けに」

[ 2019年5月2日 20:59 ]

第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 女子予選グループ戦A組   日立3―0金蘭会高 ( 2019年5月2日    丸善インテックアリーナ大阪 )

 令和期待のホープ・身長1メートル74の金蘭会高・宮部愛芽世(17)が第2セットで7本のスパイクを決めるなどチームを引っ張ったが、1セットも奪えずグループ戦敗退。「一言で言うと不完全燃焼。日の丸を着けさせてもらう立場としてもっと通用しないと、これから先は難しい」と悔しそうに振り返った。

 4月21日から行われている日本代表の合宿に、23日まで参加。「24時間、四六時中バレーのことを考えて皆さん生活されている」。主力選手との競技に対する意識の差を痛感。五輪など高みを目指す上で「もっとバレー漬けの生活をしなければいけない」と日常生活から見直すつもりだ。

 日本代表の中田久美監督(53)からは「もう少しスイングを速く」とアドバイスも受けている。同じアウトサイドヒッターの鍋谷友理枝(25=デンソー)からは学ぶことが多く、スパイクやサーブの打ち方を「わかりやすく教えてくれる」という。「もっとできるかなという実感はある」と宮部。貴重な経験を上昇の糧にする。

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2019年5月2日のニュース