プロ6年目の和田が令和初バーディー「キャディーさんに言われてあっそうだなと」

[ 2019年5月2日 13:54 ]

男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第1日 ( 2019年5月2日    愛知・名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6557ヤード、パー70 )

令和初バーディーを決めた和田大渕
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 プロ6年目の和田章太郎(23=ディライトワークス)が令和初バーディーを決めた。午前7時10分の第2組でスタート。記念すべき第1号は1番パー4でいきなりやってきた。第1打を3Wで右ラフに入れたものの、そこから残り110ヤードを52度のウエッジでピン右上1メートルにつけしっかりと沈めた。

 「(令和初という)意識はまったくしてなかったです。キャディーさんに令和初バーディーだねと言われて、あっそうだなと。全然意識していなかった。ありがとうございます」と笑顔で振り返った。

 花粉症がひどくてマスクをしながらのラウンド。続く2番パー5でもバーディーを奪ったが、3番で第1打を右に曲げてしまう。ボールがラフに沈んでいたため競技委員を呼んで確認。「ドロップできたんですけど、ドロップも1クラブ(レングス以内)とは分かってなくて、それで(競技委員を)呼びました」と令和初の競技委員要請に令和初ドロップのおまけまでついた。

 その後は4ボギーとスコアを崩す苦しい展開。それでも右に曲げたボールが木に当たって出てきたり、アプローチがピンに当たって止まったりと見えない力にも助けられ、1オーバーでまとめた。

 「きょうはショットの調子の悪さを運でカバーした感じですね。今年は最低限シードを取る1年にしたい。ツアーで結果を残して1年をしめくくりたい」と新時代の決意を口にした。

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