貴景勝「まわしを取られた時のことも考えないと」 大関昇進で“攻撃の幅”増やす

[ 2019年5月2日 16:31 ]

貴源治(左)を押す貴景勝
Photo By スポニチ

 大相撲の新大関・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)が東京都台東区の同部屋で、相撲を取る実戦的な稽古を再開した。十両・貴源治ら同部屋の関取衆と11番取って好調な姿を見せた。初っ端から立ち合いでぶちかますなど、気迫たっぷりの内容で、「ここから上げていきたい。スタートの段階だから、どうとかはない。普通です」と汗を拭った。

 突き押しを磨く基本的な姿勢に変わりはない。ただ、「この番付に来たらやろうと思っていた」と、まわしを取られた時に苦戦してきただけに、新たな武器を手に入れて弱点を克服するつもり。最高位を目指し、攻撃の「幅」を増やす若武者は「対応力が大事になる。まわしを取られた時のことも考えないといけない。もう一つ覚えたいものあるから、これからやっていく」と不敵に笑った。

続きを表示

2019年5月2日のニュース