フル男子は川原、女子は村松総合初V 佐渡トキマラソン

[ 2019年4月22日 05:30 ]

フルマラソンを制した男子の川原崇徳(左)と女子の村松夏子
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 佐渡トキマラソン2019(スポニチ共催)は21日、新潟県佐渡市のおんでこドーム前を発着点に2548人がエントリーして行われた。フルマラソンは、男子が川原(かわら)崇徳(31=新潟GORC)が2時間34分2秒で、女子は村松夏子(42)が3時間17分50秒でそれぞれ初の総合優勝を果たし、スポニチ盾をゲットした。また東洋大時代に箱根駅伝で活躍した“山の神”こと柏原竜二氏(29=富士通)がゲスト参加し、大会を盛り上げた。

 ≪東洋大後輩“山の神”柏原氏から祝福≫男子フル総合は佐渡出身の川原が東洋大時代の後輩・柏原氏の前で初出場V。「自分は柏原の2つ上。彼がこのレースのゲストと知って、走ろうと思った」とエントリーし、2時間34分2秒の自己ベストをマークした。東洋大時代は箱根駅伝には出られなかったが、セキノ興産に入社して競技を続けた。17年に引退し、現在は市民ランナーとして走っている。表彰式では柏原氏から「おめでとうございます」と声を掛けられ、笑みを浮かべた。

 ≪「狙って」独走≫女子フル総合は静岡から参加した村松が独走Vを飾った。前週にも掛川・新茶マラソンでフルマラソンを走ったばかりだが「湖畔の桜が奇麗だったし、優勝を狙った」と抜群のスタミナを見せつけた。以前は実業団のスズキ(現スズキ浜松AC)に所属し、現在は鍼灸(しんきゅう)師の資格を取得。市民ランナーとして楽しみながら走っており「大会で優勝は久しぶり」と喜んだ。

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2019年4月22日のニュース