松山 病み上がりも「どうにかしたい」 マスターズ11日開幕

[ 2019年4月10日 07:57 ]

松山は大勢のパトロンを前にティーショットを放つ
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 米男子ゴルフのメジャー初戦「マスターズ」は11日、ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで開幕する。

 現地時間の9日、松山英樹(27=LEXUS)は1番からのアウト9ホールを回った。8度目となる難コースのオーガスタ・ナショナルでのビッグトーナメントを前に「ピンポイントに打っていかないといけないのは分かりきっている。そこに対して自分が打てるかという不安でしかない」と率直な心境を口にした。

 3月27~30日にかけて行われたWGCデルテクノロジーズ・マッチプレー出場後に風邪をひいていたことを明かした。オープンウィークは「ずっと寝ていたので、何もしていないです。球打ちはゼロ。ラウンドは1、2回です」。限られた時間の中で、調整を重ねてきた。想定通りとはいかずにフラストレーションは「たまっています」と言うが「あと1日でどうにかしたい」と前を向く。

 この日に予選ラウンド組合せが発表され、アダム・スコット(オーストラリア)、カイル・スタンリー(米国)と同組となった。「2人とも回りやすいのでよかった。それでいいスコアになればいいですけど。気を遣わずに回れるので」。PGAツアーが発表したパワーランキング(優勝予想ランク)で10位にランクインした27歳が、悲願のメジャー初制覇を狙う。

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2019年4月10日のニュース