ミレニアム世代のアマ・古江彩佳 同級生・安田の活躍刺激に上位進出を

[ 2019年4月10日 18:32 ]

18番グリーンでアプローチの感触を確かめる“ミレニアム世代”古江彩佳
Photo By スポニチ

 女子ゴルフの今季第6戦、スタジオアリス女子オープン(賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円)は12日から3日間、兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(6316ヤード、パー72)で行われる。注目は“ミレニアム世代”のアマチュア勢。8日に同コースで行われた主催者推薦選考会(マンデートーナメント)では参加77人中上位4位までをアマチュアが独占。そのうち1位・古江彩佳(18=兵庫・滝川二高卒)、2位・西村優菜(18=大阪・大商大高卒)、4位・佐渡山理莉(18=沖縄・名護高卒)の3人が2000年度生まれのミレニアム世代だった。

 中でも古江は8バーディー、ノーボギーの自己ベスト64をマーク。2位・西村に5打差をつける独走でのトップ通過を果たした。先週、米国ジョージア州で行われたマスターズの“女性版”オーガスタ・ナショナル女子アマチュアで3位に入賞した安田祐香(18=大手前大1年)は滝川二高の同級生。チームの両輪として昨夏の全国高校選手権で団体の部優勝を果たした。過去、プロのレギュラーツアーでは9試合に出場して予選落ちは3週前のTポイント×ENEOSの1試合だけ。昨年7月の大東建託・いい部屋ネットレディースでは自己最高の11位に食い込んでいるようにミレニアム世代の中では安田に比肩する実力の持ち主だ。

 「まずは予選通過を目指したいです。課題としては秋のプロテストに向けてプロの方のプレーを参考に自分のゴルフの引き出しを増やしたいと思っています」

 この春から兵庫・六甲国際ゴルフ倶楽部の研修生となった。午前5時に起床し、自ら運転して午前7時30分には出勤。業務をこなした後、午後2時ころからコース練習などに汗を流す。

 「高校時代より練習時間が増えました。私にとっては幸せな時間です」とゴルフ漬けの毎日を満喫している社会人1年生。安田の活躍も刺激に上位進出を目指す。

続きを表示

2019年4月10日のニュース