ハーフ男子は沖守連覇、女子は吉村が初V 三浦国際市民マラソン

[ 2019年3月4日 05:30 ]

三浦国際市民マラソン ( 2019年3月3日 )

ハーフマラソンの部で優勝した吉村(左)と沖守(撮影・西川祐介)
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 第37回2019三浦国際市民マラソン(スポニチ主催)は3日、神奈川県三浦市で1万4095人がエントリーして行われた。ハーフマラソン男子は沖守怜(26=サンベルクス)が1時間6分52秒で2連覇を達成し、同女子は前回の5キロ女王の吉村玲美(18=白鵬女高3年)が1時間17分18秒で制した。

 《ハーフ男子 「3連覇狙う」》他を寄せ付けない圧巻の走りで、沖守が2連覇を果たした。雨が降りしきり、スタート時の気温は4・1度。「寒いのは苦手」と不安もあったが、「単独走になるのは分かっていた。後半のアップダウンを我慢すれば勝てると思ってスタートし、そのプランを完遂できた」。初出場初優勝だった昨年から約2分もタイムを縮めて「素直にうれしい。来年も出場して3連覇を狙います」と満面の笑みで喜んだ。

 《ハーフ女子 卒業式欠席して高校ラストラン》“高校最後の日”を優勝で締めた。3000メートル障害で日本高校記録保持者の吉村が、号砲から独り旅で2位に4分3秒差をつけてのフィニッシュ。ハーフ初挑戦の18歳は「優勝はうれしいし、楽しかったです」と笑顔を見せた。卒業式を欠席してのラストラン。大東大に進学する女王は「高校ではジャパンのユニホームを着たことがない。個人としては世界を目指し、チームとしては大学女子駅伝で日本一」と新たな道を進む。

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2019年3月4日のニュース