アドベンチャーランナー北田氏 アラスカ極寒レースに日本人初挑戦

[ 2019年3月2日 05:30 ]

極寒アラスカでのレースに挑む北田雄夫氏
Photo By 提供写真

 世界7大陸アドベンチャーマラソンを日本人で初走破した“アドベンチャーランナー”の北田雄夫氏(35)が、2月24〜28日(日本時間2月25日〜3月1日)に、米国アラスカで行われる「アイディタロッド・トレイル・インビテーショナル」に日本人として初挑戦した。

 20回目の開催となる同大会は、厳冬期のアラスカで、食料や寝袋、サバイバル道具などをソリで引きながら、240キロ先のゴールを4日以内に目指すレースだ。参加者は9人と少ないが、参加条件が160キロ以上の極寒レース完走者のみ出場権が与えられる。

 スタートを前に北田氏は「アラスカの大自然の中を4日間、自力で進み続ける。そんな未知への挑戦を前にして、緊張と興奮がおさまりません。自分にとって大きなチャレンジであり、不安も恐怖もたくさんありますが、挑戦できる喜びをかみしめながら、一歩一歩とゴールを目指して進みたいと思います」とレースに向けての思いを話した。

 レースが行われるコースはマイナス40度にもなる可能性がある氷雪地帯で、3カ所のチェックポイントを通過し、自らの力だけでゴールをするセルフサポートがルールとなっている。

 北田氏の新たな挑戦、無事にゴールできるのか、レースの動向に関しては後日掲載予定。

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2019年3月2日のニュース