松山「締め決まらない」28位 最終ホールでカップに蹴られ…

[ 2019年2月24日 05:30 ]

米男子ゴルフツアーWGCメキシコ選手権第2日 ( 2019年2月22日    メキシコ・チャプルテペックGC(7345ヤード、パー71) )

2日目を終えて28位につけた松山
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 今平周吾(26=フリー)が5バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算2アンダーで首位と9打差の20位に浮上した。松山英樹(26=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算イーブンパーの28位。72の小平智(29=Admiral)は5オーバーで58位となった。67をマークしたダスティン・ジョンソン(34=米国)が通算11アンダーで首位に立ち、66のタイガー・ウッズ(43=米国)が5アンダーの8位。今大会は72選手が予選落ちなしで争う。

 最終9番で3メートルのバーディーパットがカップに蹴られると、松山は天を仰いだ。「いいところがなかったですね。最後の締めが決まらないとスコアが伸びない」。後半の1、2番で連続バーディーを奪ったが、8番は1メートル強を外して3パットのボギーで後退した。パットなど課題も多いなかでアンダーパーで回れたのは収穫。「パターがちょっと入ってくれれば5、6アンダーくらいは出せる。それに期待しながら週末も頑張りたい」と気持ちは前向きだった。

 《今平は手応え(67)20位で決勝Rへ》67をマークした今平は「米ツアーでも流れが良ければスコアが出る。今回は手応えがあった」と笑みをこぼした。2番パー4で「ライが悪かった」第2打をピンそば1メートルに乗せてバーディーを奪うなど、スコアを4つ伸ばした。球が飛びやすい高地での大会。第1ラウンドは距離感に苦しんだが、クラブの番手を落とすなどして修正した。20位で迎える決勝ラウンド。「そこは気にせず、あと2日アンダーパーで回りたい」と上位を見据えた。

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